股関節の誤解でお尻が揺れる。「お尻揺らし歩き」で脚太に?

脚やせクラブトップ>ウォーキング

私はよく街を歩いているときに脚が細い人、美脚の人、脚が太い人を観察して、その共通点を探しています。
遺伝で脚が太くなっていると思い込んでいる人は多いですが、実は脚の形や太さの大部分を決める大きな原因に「歩き方」があります。

歩き方というのはほとんどの人が誰にならうわけでもなくなんとなくしている動作です。

しかし、「歩く」という行為は脚の筋肉の形状を決定付けます。
歩き方が悪ければ脚の筋肉は偏った発達をして太くなり、場合によっては動くべき筋肉が動いていない歩き方をするとその部分に代わりに贅肉(脂肪)がつくこともあるんです。

その代表格と言ってもいいくらい脚が太い人がよくやってしまいがちな歩き方が「お尻揺らし歩き」。

モデルさんのように意識して腰を振って歩く「キャット・ウォーク」ではなく、無意識のうちにぶりんぶりんとお尻を左右に揺らして歩いてしまっている歩き方です。

「お尻揺らし歩き」は股関節への誤解がある

この「お尻揺らし歩き」の原因の多くが「股関節の位置の誤解」。
股関節とは太ももの付け根にあり歩く上で使う関節です。

膝や足首などの関節は外から見えますのでとても意識しやすいのですが、股関節は構造上骨盤に半分ほどうまっています。
ですから、関節自体を膝や足首のように「ここだ!」と触れないんです。

そのため、股関節の位置を誤解してしまっている人もいます。
股関節は骨盤の一部にはまっているボールジョイントの関節です。脚は前に振ったり、後ろに振ったりすることもできますが、開脚したり振り上げたりすることもできますよね。あれは股関節がボールジョイント状でデリケートに骨盤にはまっているからできるんです。
このボールジョイントの接合はとてもデリケートでちょっとした日常生活の癖で本来の位置より外れてしまっていたりすることがあります。
その結果大転子が飛び出して腰の骨が張ったりするわけです。

さて、話を元に戻します。

この股関節の位置を誤解して図のバツ印のイラストのように骨盤の上の部分からにょきっと脚の骨が出ているようなイメージでいると、
歩くときに骨盤も一緒に前後に動きます。
自分の意識が「骨盤は歩く時に動くものだ」と思っているからです。

↓股関節の位置の図解イメージイラスト。水色の部分が骨盤、オレンジが太ももの骨、丸い部分が股関節のボールジョイント部分です。
お尻揺らし歩き

でも実は動いているのは股関節。骨盤を前後に揺らさなくても股関節が独立し、お尻の筋肉や前モモの筋肉を使って歩くことができるんです。

そう!ここでお気づきの方もいると思いますが、、

本来歩く時にはこの「お尻の筋肉、前モモの筋肉などを使って股関節が動いて歩く」のですが
この機能を「骨盤が前後に揺れることで歩く」ということにしてしまうと、使われるべき筋肉が使われずに使われなくていい筋肉に負担をかけるんです。

その結果、お尻は筋肉がなく、だるんとだらしなく垂れて、前後に振っている骨盤が広がりデカ尻に。その代わりに一生懸命ふくらはぎが働いて筋肉質に…ということになってしまうんです。

この歩き方の人は本来腰を振るような動作を歩く時にするので比較的ウエストが細いのも特徴です。

「なんかお尻振りながら歩いてるよ」と指摘されたことがあったり、
いつのまにかスカートがグルグルと回ってしまったりするようなことがある人は、この「お尻揺らし歩き」を治さないと美脚への道が遠回りになってしまいますよ!